2011年 08月 18日
北海道キャンプ⑩ 屈斜路湖での恐怖の思い出
* * * * * * * * * * * * *
北海道キャンプ記を初めてお読みになる方は、こちらからどうぞ!
↓ ↓ ↓
北海道キャンプ① 青森からフェリーに乗って
北海道キャンプ② ハラハラドキドキのご対面
北海道キャンプ③ 「はなびちゃんとおさんぽ。」
北海道キャンプ④ 函館で美味しい物を食べよう
北海道キャンプ⑤ 富良野へ
北海道キャンプ⑥ 富良野~美瑛ドライブ
北海道キャンプ⑦ 空知川で川下りと、ジンギスカンの夜
北海道キャンプ⑧ 富良野から弟子屈へ
北海道キャンプ⑨ キャンプ用品あれこれ
* * * * * * * * * * * * *
キャンプ6日目のこの日は、懐かしい思い出の場所を巡ることにしました。
まずは屈斜路湖。
砂湯キャンプ場です。
1997年8月に、ここで3泊しました。
岸辺の砂を掘ると、温泉が出てくるんですよ~!!
↓ 1997年の写真
ロケーションは最高ですし、
目の前の湖で泳いだり、砂湯で温まったり、子ども達にとっては楽しい場所でしたが、
ブンブンと体にまとわりつく、アブを追い払うのが大変でした。
↓ この食器は今、幼稚園の砂場用のオモチャに・・・
でも、アブなんて可愛いものです。
もっともっと、恐ろしいことが起きたんです。
↓ ケンはカメラ目線なんて滅多にしません
あれは、3日目の夜のことでした・・・・。
↓ ブログ向きの犬ではない
風もなく、とても静かな夜でしたのに、
突然、湖の方から、びっくりするような強い風が吹いてきたんです。
↓ コタンの湯
私は慌ててタープの支柱を両手で抑え、かぼ父さんはランタンを外しました。
↓ 更衣室
次の瞬間、風は、台風並みの強さとなり、
なんと私は、押さえていたタープと共に、テーブルや椅子やツーバーナーをなぎ倒しながら、
3メートルくらい飛ばされてしまったのです。
↓ 女湯
まるでマンガみたいに!!
↓ 1997年 私も入りました
でも、実際はパニック映画のようでした。
↓ 今よりスマートなかぼ父さん
周りのタープやテントは、次々に飛ばされて行き、あちこちで悲鳴が聞こえていました。
↓ 摩周湖
立っていることも困難な状況の中で、
かぼ父さんは、風と戦いながら、必死でテントを押さえていました。
↓ 真っ白け
テントの中には、私の鞄が入ったままなんです!!
そして鞄の中には、お財布が入ったまま!!
↓ 摩周湖展望台
お財布が気になりましたが、かぼ父さんの力を信じ、私はまず、子ども達を避難させることにしました。
↓ 1997年 摩周湖
湖は、海に変わってしまったのかと思った程、バシャバシャと不気味な音を立てていました。
↓ 天然ミストシャワーが気持ちいい
岸辺に繋いでいたケンは、暗闇の中で冷たい波を浴びながら、
怯えた顔で、「ボクも助けて!」と言っているようでしたが、やはりケンは子ども達の次です。
↓ すっかりくつろいでます
「もしかしたら、ケンは、命を落とすことになるかもしれない・・・・。」
そう思うと、恐怖で体がガクガク震えました。
↓ 止別駅
取りあえず、子ども達をトイレの裏側に座らせ、急いでケンを助けに行きました。
↓ 待合室
そこは、めちゃくちゃ臭い場所でしたが、子ども達は抱き合って、おとなしくその場で待ってくれていました。
(今はめちゃくちゃ綺麗なトイレに変わってました!)
↓ 情緒たっぷりなホーム
良かった。 みんな無事でした。
↓ ミラーに自分の姿を写して満足
次に、子ども達とケンを車の中に避難させ、
ずっとテントを押さえ続けている、かぼ父さんの元へ掛け付けました。
↓ 一両だけ!
息もできないくらいの風の中で、
かぼ父さんと私は、テントを広げたまま、支柱だけを畳みました。
↓ 何だか分からないけど、鉄女達が真剣に写真を撮っていた黒い箱
そして、ぺちゃんこになったテントの上に、私が見つけてきた大きな石をドカンと置きました。
これでもう、テントが飛んでしまう心配はなくなりました。
↓ 1997年 2号と私
でも、しまった!
ぺちゃんこのテントの中には、私の財布入りの鞄があったんだ!!
↓ 1号とかぼ父さん
ぺっちゃんこで真っ暗闇のテントの中を、
ヘビ女のように体をくねらせながら少しづつ進んでいき、
やっとのことで、大事な鞄を取り出すことに成功しました!
私、とっても頑張りました!!
↓ ラーメン屋さん、いよいよ開店時間です
その夜は車の中で寝ました。
翌朝、テントの所まで行ってみましたが、もう、声も出ないくらいのひどい惨状でした。
だってお土産屋さんのトタン屋根が、めくれ上がっていたもの!
↓ かぼちゃんはホームの日陰で待ってます
我が家のテントは頑丈なロッジ型でしたが、
支柱がグニャリと曲がり、もう使い物にならなくなっていましたし、
タープも、ツーバーナーも、見事に再起不能でした!!
↓ 感激
そうそう。
前の晩に、私が置いた大きな石を片付けようとしても、全く持ち上がりませんでした。
だって石というよりも、岩に近いし・・・。
「火事場の馬鹿力」って、凄いもんだと驚きました~!!
↓ 駅長ラーメン
私の腰から足に掛けては、真っ青な痣ができていましたよ。
後から、ズキンズキンと痛みだしました。
↓ つーラーメン
あの後は、知床の方を回ったのですが、全て、車中泊のキャンプとなりました!
ツーバーナーだけはないと困るので、斜里町で仕方なく買ったのでした。
自然の恐ろしさをまじまじと感じた、屈斜路湖の思い出でした!!
to be continued
****************************
コメント欄のご質問にありました、「クーラーボックスはどうやって冷やすか?」ですが、
毎日、板氷を買って入れています。
ワインもビールもキュウリもトマトも、冷え冷えで~す!
*パブリックコメント(国民の意見)について
以前にもご紹介させていただきましたが、
期限が迫ってきていますので、もう1度お伝えさせて下さい。
環境省が5年に一度の動物愛護法改正を行うに伴い、
7月27日~8月27日までパブリックコメント(国民の意見)を募集しています。
前回は市民を装ったペット業者の大量票が勝ってしまい、
重要な改正案が見送りになったという経緯があったそうです。
人間のための法律は沢山ありますが、
動物を守ってくれるのはこの動物愛護管理法(動物愛護法)しかありません。
年間23万匹の犬猫の殺処分が行われているという今の日本。
少しでも状況が改善されていくように、このルール改正に、私達の声を届けましょう。
閉め切りまであと9日です。
宜しくお願いいたします。
↓ ↓ ↓
パブリックコメント(国民の意見)について
「かぼすちゃんとおさんぽ。」は、2つのランキングに参加をしています。
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北海道キャンプ① 青森からフェリーに乗って
北海道キャンプ② ハラハラドキドキのご対面
北海道キャンプ③ 「はなびちゃんとおさんぽ。」
北海道キャンプ④ 函館で美味しい物を食べよう
北海道キャンプ⑤ 富良野へ
北海道キャンプ⑥ 富良野~美瑛ドライブ
北海道キャンプ⑦ 空知川で川下りと、ジンギスカンの夜
北海道キャンプ⑧ 富良野から弟子屈へ
北海道キャンプ⑨ キャンプ用品あれこれ
* * * * * * * * * * * * *
キャンプ6日目のこの日は、懐かしい思い出の場所を巡ることにしました。
まずは屈斜路湖。
砂湯キャンプ場です。
1997年8月に、ここで3泊しました。
岸辺の砂を掘ると、温泉が出てくるんですよ~!!
↓ 1997年の写真
ロケーションは最高ですし、
目の前の湖で泳いだり、砂湯で温まったり、子ども達にとっては楽しい場所でしたが、
ブンブンと体にまとわりつく、アブを追い払うのが大変でした。
↓ この食器は今、幼稚園の砂場用のオモチャに・・・
でも、アブなんて可愛いものです。
もっともっと、恐ろしいことが起きたんです。
↓ ケンはカメラ目線なんて滅多にしません
あれは、3日目の夜のことでした・・・・。
↓ ブログ向きの犬ではない
風もなく、とても静かな夜でしたのに、
突然、湖の方から、びっくりするような強い風が吹いてきたんです。
↓ コタンの湯
私は慌ててタープの支柱を両手で抑え、かぼ父さんはランタンを外しました。
↓ 更衣室
次の瞬間、風は、台風並みの強さとなり、
なんと私は、押さえていたタープと共に、テーブルや椅子やツーバーナーをなぎ倒しながら、
3メートルくらい飛ばされてしまったのです。
↓ 女湯
まるでマンガみたいに!!
↓ 1997年 私も入りました
でも、実際はパニック映画のようでした。
↓ 今よりスマートなかぼ父さん
周りのタープやテントは、次々に飛ばされて行き、あちこちで悲鳴が聞こえていました。
↓ 摩周湖
立っていることも困難な状況の中で、
かぼ父さんは、風と戦いながら、必死でテントを押さえていました。
↓ 真っ白け
テントの中には、私の鞄が入ったままなんです!!
そして鞄の中には、お財布が入ったまま!!
↓ 摩周湖展望台
お財布が気になりましたが、かぼ父さんの力を信じ、私はまず、子ども達を避難させることにしました。
↓ 1997年 摩周湖
湖は、海に変わってしまったのかと思った程、バシャバシャと不気味な音を立てていました。
↓ 天然ミストシャワーが気持ちいい
岸辺に繋いでいたケンは、暗闇の中で冷たい波を浴びながら、
怯えた顔で、「ボクも助けて!」と言っているようでしたが、やはりケンは子ども達の次です。
↓ すっかりくつろいでます
「もしかしたら、ケンは、命を落とすことになるかもしれない・・・・。」
そう思うと、恐怖で体がガクガク震えました。
↓ 止別駅
取りあえず、子ども達をトイレの裏側に座らせ、急いでケンを助けに行きました。
↓ 待合室
そこは、めちゃくちゃ臭い場所でしたが、子ども達は抱き合って、おとなしくその場で待ってくれていました。
(今はめちゃくちゃ綺麗なトイレに変わってました!)
↓ 情緒たっぷりなホーム
良かった。 みんな無事でした。
↓ ミラーに自分の姿を写して満足
次に、子ども達とケンを車の中に避難させ、
ずっとテントを押さえ続けている、かぼ父さんの元へ掛け付けました。
↓ 一両だけ!
息もできないくらいの風の中で、
かぼ父さんと私は、テントを広げたまま、支柱だけを畳みました。
↓ 何だか分からないけど、鉄女達が真剣に写真を撮っていた黒い箱
そして、ぺちゃんこになったテントの上に、私が見つけてきた大きな石をドカンと置きました。
これでもう、テントが飛んでしまう心配はなくなりました。
↓ 1997年 2号と私
でも、しまった!
ぺちゃんこのテントの中には、私の財布入りの鞄があったんだ!!
↓ 1号とかぼ父さん
ぺっちゃんこで真っ暗闇のテントの中を、
ヘビ女のように体をくねらせながら少しづつ進んでいき、
やっとのことで、大事な鞄を取り出すことに成功しました!
私、とっても頑張りました!!
↓ ラーメン屋さん、いよいよ開店時間です
その夜は車の中で寝ました。
翌朝、テントの所まで行ってみましたが、もう、声も出ないくらいのひどい惨状でした。
だってお土産屋さんのトタン屋根が、めくれ上がっていたもの!
↓ かぼちゃんはホームの日陰で待ってます
我が家のテントは頑丈なロッジ型でしたが、
支柱がグニャリと曲がり、もう使い物にならなくなっていましたし、
タープも、ツーバーナーも、見事に再起不能でした!!
↓ 感激
そうそう。
前の晩に、私が置いた大きな石を片付けようとしても、全く持ち上がりませんでした。
だって石というよりも、岩に近いし・・・。
「火事場の馬鹿力」って、凄いもんだと驚きました~!!
↓ 駅長ラーメン
私の腰から足に掛けては、真っ青な痣ができていましたよ。
後から、ズキンズキンと痛みだしました。
↓ つーラーメン
あの後は、知床の方を回ったのですが、全て、車中泊のキャンプとなりました!
ツーバーナーだけはないと困るので、斜里町で仕方なく買ったのでした。
自然の恐ろしさをまじまじと感じた、屈斜路湖の思い出でした!!
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コメント欄のご質問にありました、「クーラーボックスはどうやって冷やすか?」ですが、
毎日、板氷を買って入れています。
ワインもビールもキュウリもトマトも、冷え冷えで~す!
*パブリックコメント(国民の意見)について
以前にもご紹介させていただきましたが、
期限が迫ってきていますので、もう1度お伝えさせて下さい。
環境省が5年に一度の動物愛護法改正を行うに伴い、
7月27日~8月27日までパブリックコメント(国民の意見)を募集しています。
前回は市民を装ったペット業者の大量票が勝ってしまい、
重要な改正案が見送りになったという経緯があったそうです。
人間のための法律は沢山ありますが、
動物を守ってくれるのはこの動物愛護管理法(動物愛護法)しかありません。
年間23万匹の犬猫の殺処分が行われているという今の日本。
少しでも状況が改善されていくように、このルール改正に、私達の声を届けましょう。
閉め切りまであと9日です。
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パブリックコメント(国民の意見)について
「かぼすちゃんとおさんぽ。」は、2つのランキングに参加をしています。
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by kabosu112
| 2011-08-18 03:27
| 北海道キャンプ2011